第一回EDHカード紹介 【Omen of Fire】(現実追記済み)
こちらの方が面白そうな企画をやっていたので便乗して記事を書いてみます。
http://9thtailmohumohu.diarynote.jp/201507110035473326/

EDHの妨害と言えばコレ!と決めるのは正直難しい。
身内メタで決めるのか、青をメタるのか、それとも存在しない仮想敵に突き動かされサーボの命令やら粗暴な抑制やらを積み始めるのか…
一つ言えるのは、全員に効く万能の妨害なんて存在しないという事。
これはMTGの中で最強カードを決められない事とまったく同じである。

しかし、特定の色にぶっ刺さるカード。
所謂色メタカードには最強と言って良いカードが存在する。
赤に対する寒気、黒に対する日中の光&堆肥、緑に対する非業の死、青に対する沸騰&窒息、白に対する…野火?(錯乱)

今回選んだ一枚も、個人的には色メタカードの最高峰と考えている。
それがコイツだ。

Omen of Fire (火のお告げ)
マナコスト(3)(赤)(赤)
インスタント
すべての島(Island)をオーナーの手札に戻す。
各プレイヤーは、自分がコントロールする白のパーマネント1つにつき、平地(Plains)を1つか白のパーマネントを1つ生け贄に捧げる。


諸君、私はソリティアが嫌いだ。
諸君、私はソリティアが嫌いだ。
諸君、私はソリティアが大嫌いだ。

ナーセットが嫌いだ。
ブレイゴが嫌いだ。
ズアーが嫌いだ。
アローロが嫌いだ。
ヨン様が嫌いだ。
ラスプーチンが嫌いだ。
ブルーナが嫌いだ。

このEDHの世界で行われるありとあらゆるソリティア行為が大嫌いだ。



殺すならおにぎりシュートやトリミケでさっくり殺してくれ!
追加ターン追加ターンドロードロー…とやられるソリティアは嫌いだ!

某再編後にPW化したオバサンや、自身の運命支配を持ってこれない結界士や、永遠王とかいう厨二病な二つ名を持った王様が嫌いだ!

そんなわけで選んだ一枚はOmen of Fire (火のお告げ)


まず能力を見てみよう。

すべての島(Island)をオーナーの手札に戻す。

沸騰のバウンス版だ。
EDHでマナ基板は超大切。例え2枚しか戻せなくても、設置しなおすには2ターンかかる訳なので、結果的に命取りとなりかねない。
最悪沸騰が一マナ増えただけなので、これ目的で使っても充分効果がある。
しかしコイツの真骨頂はもう1つの能力だ。


各プレイヤーは、自分がコントロールする白のパーマネント1つにつき、平地(Plains)を1つか白のパーマネントを1つ生け贄に捧げる。

お分かり頂けるだろうか?
呪禁?破壊不能?そんな軟弱な除去耐性の通用しない白殺しである。
しかも生物だけでなくパーマネントを全て巻き込むので、何の気なしに置いた土地税も纏めて墓地への直送便。

ニクいのは島をバウンスしたあとに白殺しが解決すること。
つまり青絡みのデュアランが戻った後に平地をサクれと要求してくる点である。


正直どちらかの効果が当たれば充分な戦果をあげられるので、腐りにくいあたりも好評価だ。

こんなすばらしいカードが今ならたったの40円。

さあ、ネットショップで注文だ!



理想はこんな感じで良いのかね…














では現実

島戻しは悪くはない。
でも5マナに到達する前に既にマナファクトのバラマキが終わっている頃なので、島戻した所であんまり効果は無い。
ブレストフェッチの餌にされることもしばしば。

白パーマネント生け贄。
そもそもEDHは白のパーマネントがあまり並ばない。
沈黙のオーラ、土地税位が精々。
沈黙のオーラにいたってはスタックでサクられてしゅーりょー!と悲しみを背負う。
メイエルみたいなデカブツ並べるデッキでも、結局アヴァシン位しか出て来ない。

要するに両方のモードが中途半端な典型的『書いてあることは強そう』なカード。

決してわるいヤツじゃないので、ストレージで見かけたら拾ってやってください。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索